校長より


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 本校は、昭和31年に「小笠原中」「榊中」「峡西中(旧野之瀬中)」を統合し,「櫛形中学校」として開校し、昭和38年に「豊中」が加わり,現在67年目の歴史を迎える学校です。令和4年度の生徒数は530名、学級数は21学級,通級指導教室1、教職員数は52名で、南アルプス市内では最も大きな中学校です。

 本校の校訓は「高登彼岸」(こうとうひがん)を掲げています。これは櫛形地区出身で東京タワーを設計し,塔の神様と言われている内藤多仲博士からいただいた言葉です。この「高登彼岸」は「高(たか)く彼岸(ひがん)に登(のぼ)らん」と読みます。その意味について、本校では「自分のなりの”彼岸=目標”をもち、その実現に向けて様々な方法や速度で到達する」と捉えています。一人一人みんな異なる個性を持った生徒たちが、仲間と協力しながら手を取り合いながら、走っても歩いても休んでも良いから、自分なりの方法で目標へ向かおうとする姿をイメージしています。

 また、本校の教育目標は、「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」であり、知徳体のバランスを重視し、地域に開かれた教育課程を編成・実施することで「生きる力」の育成に努めています。更に、教育目標を達成するための本年度の重点目標は、「学び合い響き合い誇れる学校の創造」であり、対話や関わり合いを軸にした人間関係づくりを授業や諸活動に活かし、これらが有機的に機能することによって誇れる学校づくりに取り組んでいます。

 令和4年度より、櫛形地区4小学校と櫛形中学校が「小中一貫校」として連携し、小中9年間を通じて櫛形の子どもたちを育てていくことを目指し、「櫛形から、世界に羽ばたき未来を拓くあやめっ子」の教育目標のもと、新たなる一歩を踏み出しました。これを機会に教職員一同、心をひとつにして、「誇れる櫛中 櫛中PRIDE」の合言葉のもと、「心と心が響き合い一人も取り残さない学校」を目指し、邁進してまいります。

           令和4年4月 南アルプス市立櫛形中学校 校長 上田 直人

 

 

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